主婦が起業したがるのは何故か?
主婦が起業したがるのは何故か。冷静に考えてみました。評価されたい。自己承認欲求を満たしてほしい。この二つだと思います。
主婦の仕事は、評価されにくいです。家事をやっても、時給いくらとは決まっていません。掃除が500円、洗濯物が800円、夕飯の買物+料理で1,000円とは、値段がついていません。家事をやったことない男は、家事の大変さが分かりません。やってもらって「当たり前」と思っています。それで余計にストレスが溜まります。
やはり人間なので、何かしら評価してほしいのです。やったらやった分だけ、見返りが欲しいのです。女性ですから、周りに認めてほしいという欲も強いです。私は一人の女として、これだけ評価されているんだ。みんなに認めてもらっているんだ。そういう分かりやすい評価が、心の底から欲しいのです。その結果として、主婦でも起業というのが、出てきたのかなと。そんな気がします。
女性の社会進出という「時代の追い風」にも上手い具合に乗ったというか。タイミングが良かったのでしょう。私がよく観ている昭和の映画には、そんなシーンは出てきません。
個別コンサルで話を聞いていても、よく思います。この人、評価してほしくて、認めてほしいだけなんだなと。自分の思いの丈をありったけぶちまけます。そういう人は、だいたいうまくいきません。
うまくいく人は、人の役に立ちたいと、心から思える人です。自分の為ではなく、人の為に働ける人です。そういう意味では、主婦には「適性」がある人が多いです。但し、考え方がよくなかったり、やり方がよくなかったり。そういう人が多いので「もったいないな」と思います。
どれだけ頑張っても、考え方・やり方が良くなければ、成果は出ません。そういうことを学んだこともないし、社会的なマナーや、需要と供給のバランスも分かっていません。相談に来てもらえれば、私が何とかします。いつでも来てください。
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