目の前の人を楽しませることが出来れば、一生食べていける

目の前の人を楽しませることが出来れば、一生、食べていくことが出来ます。それが出来なければ、食いっぱぐれます。シンプルですが、こういう法則があります。


目の前の人にウケない話は、その他大勢にもウケません。目の前の人が喜ばないことは、その他大勢にも喜ばれません。目の前の人が気持ち良くないことは、その他大勢にも気持ち良くありません。そんなものです。


人間関係の基本は、一対一です。これがクリアできないと、次に進めません。仕事のできない人が、なぜ群れたがるかというと、一対一では勝負できないからです。大勢に逃げ込めば、紛れることが出来て、自分の実力がごまかせます。それを狙っているのです。


要は、サービス精神があるかないかです。客商売にとっては、特に大事なことです。貴重な時間を割いて、せっかく自分に会ってくれたのだから。せめて楽しく過ごしてほしい。その為にはどうしたら良いか。ここを考えれるかどうかです。


売れる人というのは、サービス精神が旺盛です。言われてからやるのではなく、言われる前に先回りしてやります。「気が利く」というやつです。それができる人は、どこに行っても重宝されます。


デートをして、次に誘われる人と、もう誘われない人がいます。誘われる人は、目の前の人を大切にしたから、また誘われたのです。どんな話をしたいか、何を食べたいか、どんなことが好きか。それを必死に考え、相手のことをよく観察し、実行に移した。だから、誘われたのです。


誘われない人は、目の前の人との接し方が雑です。「何でも良いよ」と言ったきり、それ以上は考えようとはしません。平気でスマホを覗いたりします。目の前の人にとっては、気持ちの良い時間ではありません。こういう人は、関係が続きません。


仕事も恋愛も同じです。人と人がやっているのです。その最小単位が一対一です。そこにまずは「全力」を注ぎましょう。話はそれからです。

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