コロナで飲食店の数は適正化される

コロナの影響により多くの飲食店が閉店に追い込まれていますが。今までが多すぎた感があるので、これで適正化されるのではないかという気もします。


オリンピックを見越して、都心部や観光地には異常なほどの飲食店が密集&乱立していました。年間4,000万人にも達すると言われていた外国人観光客によるインバウンド消費に応えるなら、それでも良かったのですが。コロナで全て吹っ飛びました。


お店はあるけど、人は来ない。営業時間も短縮せざるを得ない。国や自治体の補助金ではどうにもならない。というのが現状で、見越していた収益は、ほぼ全部の飲食店が未達のままです。


テナントの不動産契約は、半年前に通達するのが通例です。ということは、4月に出ていくと伝えても、実際に出れるのは10月です。8月に不動産屋さんに伝えると、2021年の2月まで出れません。判断が早いお店はもうすぐ閉店しますが、コロナ騒動が収束し、前の状態に戻ることを期待していたお店は判断が遅れています。そうすると閉店の時期も遅れます。


大手を中心に全国で100店舗単位で閉店ラッシュのニュースが相次いでいますが、本当のラッシュはこれからです。ようやく気付いたお店が閉店するのは、秋から来年の年明けにかけてです。飲食店がひしめき合ってた繁華街には「テナント募集」の空き物件だらけになります。これが全国各地で起こります。


私が飲食店の経営者なら、かなり早い段階で閉店を決めたと思います。2月か3月の時点で、そういう判断をしたと思います。海外の情勢や有識者や専門家の発言を客観的に見ていると、どう考えても元通りには戻らないし、オリンピックが出来る訳がないと思ったからです。


ダラダラ苦しんで続けるなら、スパッと閉めてしまって、次のチャンスを伺う方が、リスクは低いです。いつ終わるか分からない騒動をじっと待つのは、精神的にもよくありません。お店を閉めて空いた時間で、こんな状況でもうまく経営しているお店を視察に行けば良いのです。そうすれば新たなアイデアも浮いてくるかもしれません。


そういう風に考えると、閉店も悪くありません。慢性的な人手不足も、これで一旦解消されます。フードロスの問題もかなり軽減されるでしょう。人口や実情に合わせて、手堅くやっていけば良いのです。今まで過剰だっただけで、これで適正になると思えば、大したことではありません。

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