基礎を最初にやっておけば後が早い
基礎を最初にやっておけば後が早いです。これは、勉強でも仕事でも同じです。
勉強ができない人は、勉強ができないのではなく、勉強の基礎ができていないのです。仕事ができない人は、仕事ができないのではなく、仕事の基礎ができていないのです。それなのに、頭が悪いからとか。良い大学を出ていないからとか。間違った方向に言い訳を探してしまいがちです。
ほとんどの人は、あらゆることを覚える時に、急ぐ傾向があります。だから、すぐに身につく方法や、お手軽で簡単な方法に目がいきます。これが、まず、間違いです。すぐに身につく方法は、すぐに役に立たなくなる方法です。お手軽で簡単な方法は、あなた以外の人でも、すぐにできる方法です。そういうことばかりやっているから、全てが「中途半端」になるのです。
何か一つで構わないので。基礎を、ゆっくり丁寧に繰り返す時間が人生にはあっても良いと思います。その為には、今、繰り返しやっていることがどう役に立つかなんて考える必要はありません。ただ、ひたすら「基礎固め」の為にやれば良いのです。
基礎ができていれば、あらゆる応用に対応できます。野球でいえば、基礎はキャッチボールと素振りです。これができていない段階では、マウンドには立てません。そもそも、ピッチャーマウンドからキャッチャーまで届きません。いきなり投げて、肩を壊します。
プロになればなるほど、基礎ばかり繰り返し練習しています。地味です。なんであんなことばっかりやってるんだろう?周りはそう思いますが、本人はきちんと分かっているのです。基礎が「一番大事」だということが。
個別コンサルに来て、基礎がまだできていないのに、応用ばかり知りたがる人がいます。そういう人には、基礎がいかに大事かという話ばかりします。意欲はあるのです。そこを理解できた人は、のちに売れるようになります。
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