インバウンド消費はいつ戻ると思いますか?

「インバウンド消費はいつ戻ると思いますか?」と観光地で商売をしている方に質問されました。


冷静に考えると、あと一年くらいは戻らない気がします。まずは国内の感染を封じ込めて。それから国同士の検閲体制を構築して。ようやく外国人が日本にやって来れるという流れです。そこまで到達するのに、数ヶ月では無理なので、早くても一年くらいかなというのが、今のところの予測です。


外国との行き来ができるようになっても、まずは国の役人や大使館関連の人。その次がビジネスマン。で、ようやく観光客です。これは既に国境を開けている国を見ていると分かります。そこでも14日間の隔離措置がまずは取られ、感染が封じ込められているとお互いの国が認め合えば、その措置も解除されています。


仮に観光客が来れるようになっても、以前のように年間何千万人も来ません。2020年はオリンピック開催に伴い4,000万人のインバウンド需要を見込んでいましたが。到底、そんな数にはなりません。今まで外国人が多数訪れていた観光スポットやエリアでも、多めに見積もって半分くらいだと思っておいた方が良いと思います。


先日、久々に浅草に行きました。あんな浅草見たことありません。仲見世通りも伝法院通りもシャッターを閉めているお店が多く、人通りが少なくて閑散としていました。外国人観光客の姿は皆無です。インスタ映えを狙って、慣れない浴衣姿で写真を撮っている、若い日本人女性がちらほらいるくらいです。


ここからどれくらい盛り返すかという話ですが、以前のようにはもう戻りません。インバウンドの需要は確実に減ります。それを織り込んだ上で商売をしましょう。それが最善の策です。

→コロナ時代に生き残る働き方と稼ぎ方が学べる、12年間で3,600名以上の女性の人生を変えた個別コンサルの詳細はこちら

ブログから集客できない、起業したい女性にアイデアを提供し成功に導くコンサルタントのブログ

ブログから集客できない、起業したい女性にアイデアを提供し成功に導くコンサルタントのブログです。