即答できないのは普段じっくり考えてないから
個別コンサルで、こちらから質問したことに、なかなか答えれない人がいます。簡単な質問ばかりです。
・なぜその仕事をやろうと思ったのですか?
・誰に向けて売りたいのですか?
・もう少し具体的に説明してもらえますか?
自分がやりたいという仕事について、聞いているのです。それにも関わらず、即答できません。いかに普段からじっくり考えていないか、ということです。
そういう人に限って、自分をどう見せるかとか、セルフブランディングがどうのと、言ってきます。その前に、自分の仕事について、もっと考えるべきです。考えるポイントが、根本的にズレているのです。
あるカウンセラー志望の方が、相談に来ました。どこかで資格を取って、これからやっていきたいそうです。家族関係の悩みについて、カウンセリングをしたいと、そう言うので聞いてみました。「家族関係の悩みといっても、範囲は広いです。少し漠然としているので、具体的に教えてもらえますか?」と。
そうすると5分くらい、唸ったまま黙りました。そんなこと、今まで考えたことなかったのです。思考が停止して、フリーズしてしまっています。頭を使うこと自体が苦手で、回転も遅いです。この時点で、カウンセラーとしての「適性」に、疑問を抱きます。
相談に来る人は、悩みを持った状態で来ます。相談した相手が、同じように黙ってしまうと、相談に来た意味がありません。余計、不安になります。そうすると、二度と頼ってくれません。当然、口コミも紹介も発生しません。商売としては続きません。
やりたいという気持ちだけ強くて、肝心なことは何も考えていないのです。ノートの聞きたいことリストには、ブログについての質問を、びっしり書いています。問題は、そこではありません。そのことに、本人が気付いていません。
女性の99%は、じっくり考えるということをしません。なんとなくでやりたがります。経験の無い素人がなんとなくでやると、ほぼ失敗します。別の言い方をすると、少しでも頭を使う習慣をつけたり、じっくり考える時間を作るだけで、簡単に「上位1%」に入れます。その考え方を、個別コンサルでは教えています。そうすると売れるようになる人が、次から次へと出てくるのです。
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