お客様は完璧なサービスなんて求めていない
お客様は必ずしも、完璧なサービスなんて求めていません。ということに気付いてない人が、とても多いです。特に、真面目な人に。
商品やサービスを売り出す以上、完璧でないといけない。と、勝手に思い込んでいます。もちろん、そんなルールはありません。法律もありません。本人だけが、そう思っています。
お客様が10しか求めていないのに、売り手が100を提供したら。90は「過剰サービス」です。並盛りで良いのに、大盛りや特盛りを出すと、嫌がられます。すっと買って、さっと帰りたいのに、丁寧に丁寧に説明されると嫌がられます。お客様の側からすると「いやいや、それは結構です」という話です。
みんながみんな、高レベル、高付加価値な商品やサービスを買いたい訳ではありません。時と場合によっては、低レベルでも良いのです。田舎のサービスエリアに行くと、そこで出されている料理のクオリティは低いです。でも、それで良いのです。長距離トラックの運転手さんや運転が長引いてお腹がぺこぺこな人は、とりあえず「食べれたら」良いのです。そこに、クオリティは求めていません。
北海道産の昆布でだしを取ってとか、こだわりの天然小麦を使ってとか。そんなことは、一切求めていません。早く、温かいものを出してほしい。それがお客様の「願い」です。商売とは、それを叶えてあげることです。
個別コンサルでも同じです。私が100の知識や知恵を持っていても、その全てを聞きたがる人はいません。その人が聞きたいことを分かりやすく教えてあげると、満足度は高まります。場合によっては、1しか聞いてこない人もいます。それは、それで良いのです。私にとっては1でも、その人にとっては100です。100準備して、1だけ出す。相談業というのは、そういうものです。
お客様はどこまで求めているのか。まずは、そこを把握しましょう。求めているレベルに達していたら、商品やサービスとしては「合格」です。堂々と売り出しましょう。それで、大丈夫です。
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