お店のファン作りとかはっきり言って気持ち悪い

お店を繁盛させる為に、ファン作りをしましょう、とか。そんなことを書いている本や、勧めているコンサルタントがいますが。ちょっと気持ち悪いなと思います。ということを「ファンベース」という本を読みながら思いました。共感、愛着、信頼が大事ですと書いていて「お前ら少年ジャンプか!」と思い、途中で読むのをやめました。


初めて入ったお店で、帰り際に熱心に営業されることがあります。スタンプカードを渡されたり、また是非寄ってくださいとか言われたり。こういうの、すごく嫌です。二度と行きません。お店のことを、もっと知ってほしい。また来てほしい。そういう思いで、懸命にやっているのでしょうが。はっきり言って、鬱陶しいです。


ファンというのは、なってもらおうと狙って、なるものではなりません。結果的に「なってしまう」ものです。そこを履き違えると、余計にファンは減ります。私は物心ついた時から、ヤクルトファンですが、なろうと思ってなっていません。ヤクルト球団が、意図的に何かしたということもありません。たまたま「なってしまった」だけです。


ある日、テレビで野球を見ていたら、池山隆寛という選手が、目に止まりました。その日以来、私のヒーローになりました。ファンクラブに入り、部屋には池山のポスターを飾り、父親のコネを駆使して、実名入りのサイン色紙をもらいました。


それから30年経ち、私は神宮球場に近いところに住み、池山は二軍監督に就任しました。今年は二軍の試合も、観に行こうと思っています。もちろん池山の姿を見る為です。ファンというのは、こういうものです。誰かが意図的に、無理やりならせるものではありません。


理由は特に分からず、気付いたらたまたまなっていた。そういうものであり、そういうファンの方が、実はファンとしては「深い」です。こういう熱心なファンは一途なので、浮気しません。たまたまというのは、運命を感じます。つまり、たまたまほど、強いものはありません。お店のファン作りというのは、これの真逆の行為だと思います。

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