【エッセイ】グランスタの範囲が分からない
東京駅の構内に「グランスタ」という施設があるのだが。これがどこからどこまでなのかが全く分からない。
そもそも東京駅自体の「線引き」が極めて曖昧だ。ここからはJRの敷地で、こっちはメトロで、ここからは大丸のものだからね、みたいな区切りが無い。だから混乱する。
それと各施設の名称が色々あり過ぎて、ややこしい。グランスタ以外にも、東京駅一番街とかエキュートとかキッチンストリートとかグランルーフとか、八重洲地下街とかとか。グランルーフなんて、途中まで同じじゃないか。こんな「暴挙」が許されるはずがない。
グランスタが拡張して店舗数が大幅に増えたという記事を見た。見たのだが、どこのことを言っているのかが分からない。目当てのお店があったとしても、なかなか辿り着かない。だから書き方も改札内とか改札外とか書いてある。そうしないと分からない人が多いんだろうなと思う。
JR東日本は全体的に商売上手だなと思うが。なぜ東京駅に関しては、こんなにも鈍臭いことになっているのだろう。それが不思議でたまらない。とか言いながら、グランスタが結構好きなのだ。お世話にはなっているからこその、愛のムチである。
0コメント