レギュラーの仕事が無くなったら、次の仕事が入ってくるチャンス
レギュラーの仕事が無くなったら、次の仕事が入ってくるチャンスです。それが理解できていれば、ビクビクせずに済みます。
テレビ業界では、春と秋が改編期です。ビクビクしている人は、レギュラーが何本あっても、半年に一度ずつ憂鬱になります。正確にいうと、一年中ビクビクしています。これでは楽しめません。仕事に集中できません。
タモリさんは、31年も続いていた、笑っていいともが終わりました。それでも全く、ビクビクしていませんでした。笑っていいともが終わったから、NHKのブラタモリが始まりました。見たことのある人は、よく分かると思いますが。本当に楽しそうです。地図を見ている時や、川の跡を見つけた時、電車に関する話が出てきた時。子供のようにはしゃいでいます。
笑っていいともは、平日の帯番組です。そうすると、なかなかロケに行けません。都内近郊なら大丈夫ですが、地方は無理です。ブラタモリは、地方ロケがメインです。ということは、笑っていいともが終わったからこそ、ブラタモリが成り立っているのです。
タモリさんほどの、スーパースターだけでなく、一般の人にも当てはまる話です。清掃の仕事をしている人が、雇用先の契約を切られました。時間が空いたので、他の契約先を探してみました。これまでの契約先より、はるかに条件の良い契約先が、たくさん見つかりました。この人は、今のレギュラーの仕事が無くなって、むしろラッキーです。
Barのマスターが、急にクビになりました。オーナーの借金で、お店が維持できなくなったのです。ここで考えました。せっかくの機会なので、カクテルの勉強を、改めてやり始めました。途端に面白くなり、コンテストに入賞しました。そうすると、他のお店から声がかかります。結果的に、給料もアップしました。
世の中には、こんな話が「ゴロゴロ」しています。だから、レギュラーの仕事が無くなっても、不貞腐れないことです。そうすれば大丈夫。きっと「次」に繋がります。結局、仕事とは、これの連続なのです。
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