お金の稼ぎ方より使い方を学ぼう
お金の稼ぎ方より使い方を学んだ方が、お金持ちになれますが。そのことを知る人は、ほとんどいません。
本屋さんに行けば、お金の稼ぎ方について書かれた本が山のようにあります。
・最短で稼ぐ○○の方法
・1年で1億稼いだ○○術
・20代で一億稼ぐ○○のやり方
残念ながら、これで稼げるようになる人はほぼいません。いくら稼いでも稼いでも、使い方を知らないから、永遠に稼がないといけません。
その方法は、手を替え品を替え出てきます。結局、永遠に、稼ぎ方を「追いかけないと」いけません。こんなことを一生やっても、お金持ちになれない人がほとんど。これが実態です。あなたも、そのうちの一人だと思います。
国レベルに置き換えて考えてみましょう。日本の借金が増え続けているのは、お金の使い方を考えないからです。ある分でやりくりするとか、どこにどう使うかをもっと吟味するべきなのに。稼ぎ方(増税や税金の徴収方法)ばかり考えています。だから、いつまで経っても、借金が減らないのです。
もう少し、身近な例で説明します。月に100万円稼いでいるキャバ嬢でも「貧しい暮らし」をしている人は多いです。お金の使い方を考えないからです。お給料が振り込まれると、すぐに全部使い果たします。エステに行って、美容院に行って、ブランド物を買い漁り、友達と豪遊します。せっかく100万円稼いでも、一銭も残りません。
お金持ちの家庭では、小さい頃からお金の使い方を徹底的に教えます。どこに、どういう時に、どういう風にお金を使うのが最も効果的か。1万円あれば何に使うか、10万円あれば何に使うか、100万円あれば何に使うか。それぞれ決まっています。
・自分が成長できるもの
・テンションが上がるもの
・本当に気に入ったもの
こういうことに、いくら使う。そのような「哲学」があるのです。
ほとんどの人は、お金の使い方を学ぶ「機会」がありません。家庭でも学校でも教えてくれません。親も先生も、お金の使い方を知らないからです。ということは、誰かに教えてもらうか、自分で学ぶしかないのです。
私は、母親から「日用品にはお金をかけなさい」と学びました。タオルは最高級品を使っています。ドバイの7つ星ホテルのものや、今治タオルばかりです。食器も超一流品です。
お金の稼ぎ方よりも、お金の使い方を学んだ方が、無駄使いせずに済みます。いくら稼ごうが、使い方さえ間違わなければ、お金はきっちり残ります。ということを、覚えておきましょう。
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