簡単なことを難しく言うのは簡単

簡単なことを難しく言うのは簡単です。分かりにくい言葉や専門用語、カタカナを多用する。関係のないことを付け足し、ダラダラと長く言う。そうすれば、どんな簡単なことでも、

難しく聞こえます。


大学教授や経済学者、お医者さんの話が難しいのはこれが原因です。「表参道のアイス屋さんに女子高生が殺到するのは、インスタ映えを狙って、他人からいいねをもらう為だ」こんな単純な文章を、難しく書くと、こうなります。


「表参道というのは、元来、明治天皇を祀る為の、参道である。そこが今や、若者文化のメッカとなり、古くはクレープに始まり、ポップコーン、パンケーキと、時代と共に流行はどんどん移り変る。今、最も勢いがあるのが、アイスクリーム専門店だ。雨後の筍の勢いで、次々に類似点が乱立し、もはやアイス戦争という様相を呈している。マーケティングの観点から見ると、そこに集うのは若年層、とりわけ10代後半の女子が多い。なぜ彼女達がアイスに群がるかというと、写真投稿サイトのインスタグラムの影響だ。そこに写真を投稿し、いいねをたくさんつけてもらう。これが彼女達の、最終的な目的なのだ。その為に炎天下の中、何時間も並び、地元の友達に自慢する。心理学的にいうと、これを「他者承認欲求」という。他者承認欲求というのは・・・以下続く。」


かなり分かりやすく書きましたが、いかに難解な文章か、違いがよく分かると思います。


大学教授や経済学者、お医者さんというのは、頭が良いと自分で思っています。逆の言い方をすると、バカだと思われたくないのです。そのコンプレックスの裏返しとして、わざと難しい表現を使ったり、専門用語を使います。その結果、聞いている人からは「よく分からないな」と思われるのです。


ブログでも、これと全く同じことをやっている人がとても多いです。専門用語を多用しているので、知らない人が読んだら、何を書いているのかさっぱり分かりません。分かるのは、書いている本人だけです。


簡単なことは、簡単に書きましょう。それが一番分かりやすく、伝わりやすいです。

→ブログだけで12年間集客し続けているプロが教える個別コンサルの詳細はこちら

ブログから集客できない、起業したい女性にアイデアを提供し成功に導くコンサルタントのブログ

ブログから集客できない、起業したい女性にアイデアを提供し成功に導くコンサルタントのブログです。