サロンの一回あたりの施術時間はどのくらいがベストですか？

「サロンの一回あたりの施術時間はどのくらいがベストですか？」と、個別コンサルで聞かれました。別に、何分でも構いませんが「体感時間」として、分かりやすい方が良いです。

よく見かけるのが、40分とか80分とか、中途半端な時間にしているサロンです。人の体内時計に、40分という単位はありません。小学校の授業でも45分です。それより5分少ない40分というのは、イメージしにくいのです。ラグビーは40分ハーフですが、サロンに来る人で、ラグビー経験者は少ないと思います。

80分という単位も、日常生活においては、馴染みの薄い数字です。サッカーは90分です。大学の授業も90分です。だから、90分なら「この程度か」と分かります。

40分にしているサロンは、60分にすると分かりやすくなります。テレビ番組は、一コマが60分です。日常的によく経験している時間なので、把握しやすいです。80分にしているサロンは、90分にすると分かりやすくなります。

というように。売り手(サロン側)の時間感覚と買い手(お客様)の時間感覚を合わせるということが大事です。これまでに数多くのコンサルをやってきましたが。ここまで気を使ってやっているサロンは、とても少ないです。

買うのはお客様です。施術を受けるのもお客様です。ということは、お客様に合わせてあげないと、買うものも買ってくれません。マーケティングとか、パソコンのスキルとか、一切関係ありません。お客様にとって、どうすれば良いかということを、考える「想像力」があるかどうかの話です。

60分もやることがないというのであれば、残りの20分をお客様との「対話」に、使えば良いのです。

・なぜ、このサロンを選んでくれたのか

・どこがどう具合が悪いのか

・追加でやってほしいサービスは無いか

・最近、気になっていることは何か

たったこれだけでも毎回聞けば、充分なリサーチになります。お客様に直接聞いたことをサービスに活かせば、満足度はもっと上がります。

お客様が来ないと嘆く前に、できることをやりましょう。あなたにはまだ、やってないことがたくさんあります。

→コロナ時代に生き残る働き方と稼ぎ方が学べる、12年間で3,600名以上の女性の人生を変えた個別コンサルの詳細はこちら