会社はあなたの面倒を一生見てはくれない

このご時世、会社はあなたの面倒を一生見てはくれません。にも関わらず、会社に全てを捧げる人が、とても多いなと思います。

満員電車に揺られ、大して好きでもない仕事を、大して好きでもない人とやる。で、上司がどうだとか、給料が安いとか、休みが少ないとか愚痴を言う。そんな一生で終わる人が、日本人には多いです。

どれだけ頑張っても、給料が下がることもあります。転勤の辞令が出たり、配置換えも起きます。急に潰れることもあります。会社とは、そういうものです。そんな不安定なものに、おんぶに抱っこ。本当にそれで良いのでしょうか？

会社の為に尽くすのなら、自分の為に尽くした方が、はるかに有意義だと思います。仕事はきっちりやって、残業も付き合いもせずに、さっさと帰る。空いた時間で、徹底的に勉強をする。スキルを磨く。そういう時間の使い方をすれば、あなたの会社が急に潰れても、あなた自身は「安泰」です。

世の中には、仕事のできる人は、常に不足しています。仕事のできる人は常に求められています。会社同士で、取り合いになります。どんな時代になろうが、仕事ができれば、引く手数多です。

あなたがやるべきことは、上司に媚を売ることではありません。そこをいくら頑張っても、その上司が失脚すれば、努力は水の泡です。上司が降格して、あなたがその人の上司になる可能性もあります。

それよりも、徹底的に、自分の価値を上げましょう。そうすれば、上司の機嫌なんて取らずに、目の前の仕事に集中できます。飲み会に参加するなら、帰って本を読みましょう。残業するなら、ゆっくりお風呂に入って、映画の一本でも観ましょう。

飲み会に参加しても、同じようなレベルの人間同士で、愚痴を言い合うだけです。残業しても、もらえる金額は些細なものです。本を読んで勉強すれば、仕事のレベルが、一気に上がるかもしれません。ゆっくりお風呂につかれば、体が軽くなり、ストレスは解消されます。映画を一本観れば、主人公のセリフに、涙を流すこともあります。

会社はあなたの面倒を一生見てはくれません。あなたの面倒は、あなたが見るべきです。そうやって自分を大事にしていると、あなたの価値は、勝手に上がっていきます。

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