才能のある人ほど、努力する
困ったことに才能のある人ほど、努力します。だから、差が縮まらないのです。
才能があるということは、その分野で評価されます。評価されると、人間は嬉しいです。嬉しくなると、やる気が出てきます。やる気が出てくると、もっと努力します。しかもその努力を、努力と思いません。自然と頑張れます。だから、どんどん成果が出ます。という「正のサイクル」を、小さな頃からずっとやっているから。金メダリストになれたり、メジャーリーガーになれたりするのです。
別に、そこまで凄いことをしなくても構いません。あなたには、あなたの才能があります。その才能がどこにあるのか。どうやったら活かされて、どこでなら評価されるのか。人生というのは、実は、それを見つける「ゲーム」です。
私は小さい頃から、本を読むのが好きでした。小学生の頃の愛読書は、プロ野球選手名鑑です。選手のデータは、一年間ずっと変わりません。にも関わらず、毎日のように読んでました。大のヤクルトファンだったのですが、当時の大好きな選手のデータは、今でも「完璧に」覚えています。
二十歳の時に、中島らもの本を読みました。衝撃を受けました。当時、出版されていた書籍を、全て読みました。
・こんな人でも、世の中やっていけるんだ。
・自分も文章を書きたい。
こう思ってから、コツコツ文章を書き始めました。これだけは断言できますが、中島らもに出会っていなければ、私は絶対に書く仕事はやってません。
27歳で独立して、フラフラしていました。ダラダラとブログを書いていたら、なぜか書く仕事が、いくつか舞い込んできました。それがYahooニュースに載ったり、トヨタ自動車のサイトに載りました。
実績をコツコツ積んでいたら、セミナーで喋ってくれという依頼が、あちこちから来るようになりました。セミナーに参加した人が、次は個別で話を聞きたいと、また会いに来てくれました。こういうことが12年経った今でもずっと続いています。
私の仕事は、極論するとたった二つです。
・書くこと
・話すこと
ここに才能があって、そこで評価されました。どちらも得意だし、何の努力もしているつもりはありません。私は、才能のあることを見つけるというゲームに勝ったのです。そのおかげで、毎日がすこぶる楽しいです。次は、あなたの番ですよ。
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