一流でも三流でもベテランでも新人でも本の値段は変わらない
一流でも三流でも、ベテランでも新人でも、本の値段は変わりません。不思議だなと、ずっと思っていました。
一流のコンサルタントと、三流のコンサルタントでは、コンサル料金が10倍以上は違います。しかし、本になると、どちらも1,300円〜1,500円です。直木賞を受賞した作家と、デビュー作の新人では、ありとあらゆる扱いが違います。インタビューに来るマスコミの数、パーティーでの対応、次の出版依頼。天と地ほどの差がありますが、本屋さんに行けば、ほぼ同じ値段で並んでいます。これはどうなのでしょうか。不思議だと思いませんか。
一流の鮨屋さんと回転寿司では料金が違います。売れっ子ミュージシャンと、駆け出しの新人では、ライブのチケット代が違います。ほぼ同じなのは、本だけです。やはり、どう考えてもおかしいです。
逆の言い方をすると、本はとても「お得」だと言えます。個人レッスンの料金は、10倍以上違うのに、本であれば格安で学べます。そういう意味では、本というものは、学びたい人向けに、価格設定されているのかもしれません。そう考えれば、妙に納得できます。
せっかくなら、お得なことを利用して、どんどん学ぶべきです。そこで学んだことを活かせば、次はあなたが本を書く側になるかもしれません。こんな変な価格設定をしている人に、感謝する日が来るでしょう。
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