おすすめの本を聞いてくる時点で、本が好きではない

「おすすめの本を教えてください」と、聞かれることが多いのですが。正直、この質問、大嫌いです。


こんなこと聞いてくる人は、何をどうおすすめしようが、その本を読みません。感想なんて、絶対に言ってきません。

① おすすめを聞いてくる

② こちらが教える

③ 結局、読まない

これ、何なの?って思います。


本というのは、個人の好みがはっきり出ます。本が好きな人は、自分が読む本は自分で選びたいという気持ちが強いです。好きな作風や好きな作家がいて、その中でおすすめを聞いてくるなら、まだ分かります。


東野圭吾なら、どれがおすすめですか?石田衣良なら、どれが好きですか?ミステリーにハマってるんですけど、読みやすいのを教えてください。このように「前提条件」があれば、こちらも真剣に答えます。それがないから、まともに回答する気が失せるのです。


食べ物で考えてみましょう。甘いものが好きな人もいれば、辛いものが好きな人もいます。和食派がいれば、洋食派もいます。酒飲みもいれば、下戸もいます。それら全てをすっ飛ばして、いきなりおすすめを聞く人はいません。


神保町のカレーならどこが良いですか?築地のお寿司なら、どこがおすすめですか?名古屋で手羽先を食べたいのですが、山ちゃんと風来坊の違いを教えてください。というように、食べ物なら確実に、前提条件込みで聞くはずです。にも関わらず、本になると、いきなりそれが飛んでしまいます。


私は警察小説が好きで、よく読んでいます。刑事、公安、スパイ、詐欺、ドラッグ、ヤクザ、マフィア。そんな内容ばっかりです。こんなものを読みたい女性はまずいません。だから、おすすめの本を聞かれても、正直、困るのです。


もちろんこれ以外も、たくさん読んでいますが。どうせ聞くなら、前提条件込みで聞いてください。こういう意識で質問すると「質問力」が、グッとあがります。ありとあらゆることに使えるので、是非、試してみてくださいね。

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